「さて、今日もブログ作業をがんばるぞー!」
と意気込んだものの、アイデアが湧いてこないせいで、
- 記事を増やしたいけどテーマが浮かばない
- テーマが浮かんだけど、なにを書けばいいかわからない
- いざ記事を書いてみたけど、内容が充実していない
といったことで悩んでいませんか?

考えれば考えるほど沼にはまっているような…
今回は、そんな「アイデアが出ない」「考えすぎてしまう」といった悩みを、科学的に解決します!
『ネタ切れ解消』ブログのアイデアが出ない原因は運動不足?科学が教える発想術
科学的に見る「運動」と「アイデア」の関係
アメリカ:スタンフォード大学の研究
スタンフォード大学のMarily Oppezzo氏とDaniel L. Schwartz氏による論文(引用元)によると、研究の参加者を
- 座っているだけ
- ランニングマシンで歩く
- 外を歩く
- 車椅子で座って外を見る
といった4つのグループに分け、どのグループが創造性のある仕事でパフォーマンスを出せるかを調べました。
『結果』
歩行中および歩行直後の参加者は、座っていただけの参加者に比べて、創造性のある仕事でより良いパフォーマンスを示しました。
特に、外を歩くグループは、ランニングマシンで歩くグループよりもさらに高い創造性スコアを記録しました。



「歩く」という単純な行為が、アイデアを生み出すきっかけになるんだね!
オランダ:ライデン大学
ライデン大学のLorena A. Colzato氏らによる論文(引用元)では、
運動が発散的思考(多くのアイデアを生み出す力)と収束的思考(問題の最適な解を見つける力)に与える影響を調査しました。
この研究では、参加者を「エアロビクス運動をするグループ」と「運動をしないグループ」に分け、発散的思考と収束的思考を測定するタスクを行わせました。
『結果』
エアロビクス運動をしたグループは、発散的思考タスク(より多様なアイデアを出すタスク)において、運動をしなかったグループよりも優れたパフォーマンスを示しました。
一方、収束的思考(単一の正解を見つけるタスク)には有意な差は見られませんでした。



かんたんな有酸素運動が、良質なアイデアを生み出す力を向上させるんだって!
あなどれない「休憩」のチカラ
実は運動以外にもアイデアを生み出す方法があります。
それは「休憩」。
考えすぎてきゅうくつに感じたら、いったん思考を放棄するのも一つの手。
張りつめた緊張の糸がほぐれ、柔軟な考え方ができるようになったり、
頭の中でモヤモヤしていたものが「パッ」とまとまったりします。
ポモドーロ・テクニック
集中力を維持したまま作業を続けられる、魔法のような休憩法があります。
それが、ポモドーロ・テクニック。
これは「25分作業して5分休憩する」を繰り返すというもの。
人の集中力は25分がピークなので、そこで一度休憩をはさむことで、再び集中力を発揮させるテクニック。



もちろん個人差はあるから、自分に合った周期を見つけてみてね!
ときどきぼんやり遠くを見る
画面や書類など、近くのものを見がちな生活スタイルの人は、ときどきぼんやり遠くを見るのがおすすめ。
休憩のついでに窓の外をぼんやり眺めたり、部屋の中の少し遠くのものをぼんやり見つめるだけでもOK。
深呼吸とあわせてすることで、体がほぐれて頭の中に余白が生まれ、アイデアが生まれてくることも。
『おまけ』「運動」ができるGoogleの職場環境
デスクワークの代名詞といえるほど、一見、力仕事が少なさそうなGoogle。
そんなGoogleの社内には、ジムやスポーツなどの運動ができるスペースがあるそうです。



ちょっとうらやましい…!
以上のことから、「良質なアイデア」を得るには開放的な環境と健康的な身体が望ましそうですね。
さいごに
以前、かきばナはアイデアを出すために「ネットサーフィン」をしていましたが、これはあまりよくなかったです。
なぜなら、YouTubeをみたりSNSを見たりと、横にそれてしまうことが多かったからです。
本当にいいアイデアを生み出すには「運動」と「休憩」を適度に取り入れ、習慣化することが大切だとよくわかりました。