社会的にマルチワークが進んできている現代、自分の経験を「文章・イラスト・動画」といったコンテンツにして、収益を増やしている人たちがいます。
なかでも手軽なのが、スマホやPCがあればすぐにでも始められる「文章コンテンツ」の作成。
今回は、文章コンテンツを投稿するのに最適で代表的な「note」と「WordPress」、それぞれ異なる機能と収益化方法を詳しく解説していきます。
「note」と「WordPress」それぞれのできること、異なる収益化方法
初期費用と手軽さ
- note:無料で始められる、設定も簡単
- WordPress:サーバーやドメイン費用が必要。初期設定に手間がかかる
noteでは会員登録を済ませると、「コンテンツ作成→公開」までのシンプルなチュートリアルがあります。
また、note公式インスタグラムでも便利な使い方を紹介してくれているため、かんたんにコンテンツを公開できます。
WordPressにはチュートリアルがないため、どこかのサイトやAIに尋ねながら進めていくことが多いです。
デザイン・機能の自由度
- note:プラットフォームのルールがあり、機能に制限もある
- WordPress:デザイン・機能・収益化方法を自由にカスタマイズできる


noteではプロフィールなどの画像を変えたり、記事内でかんたんな装飾をしたりできますが、あくまで限られた範囲でのカスタマイズになります。
WordPressであれば、記事コンテンツ以外にも、サイドバーやヘッダー・フッターと呼ばれる部分も自由にカスタマイズできます。
おもな収益源
- note:有料記事・マガジン販売・コミュニティ・クリエイターサポートなど
- WordPress:アフィリエイト広告・GoogleAdSense・自作商品やコンテンツの販売
WordPressで収益化するために、多く利用されているのが「広告」です。
ただし、広告を使用するには審査が必要となります。
審査項目の例
- サイトに10記事以上の記事数、1記事に1000文字以上といった十分な量があるか
- 直近3か月に更新されているか
などなど
中でもGoogleAdSenseの審査はかんたんに通るものではないので、長期的に見て検討しましょう。
noteの場合は特に審査が必要なく、コンテンツ作成時に有料化するかどうか選択するだけ。
そのほか毎月一定の額を指定可能なサブスクも審査・初期費用なしで利用できます。
ただし、売り上げが発生したときに約10%の手数料が引かれた分の報酬となるので、注意が必要です。
📊【図解:9,800円販売時の手取り内訳】
- 販売価格:9,800円
- note手数料:-980円
- 決済手数料:-490円
- 振込手数料:-275円
- 受取額:約7,300円
収益化できるまでの時間
- note:有料販売記事は早く収益化できる可能性がある
- WordPress:基本的にSEO頼りなので、時間がかかる傾向
noteはうまくいけば最短で、始めて翌月には報酬が支払われます。
WordPressの場合、上記で説明した各種審査があるため、すぐに報酬を手にすることは難しいでしょう。
さらに注意点として、どちらも「支払い基準額」があること。
支払い基準額
少しの売り上げが発生しても、基準額に達していなければ振込がされない。
noteは「¥1,000以上」、WordPressは利用する広告サービスによって基準額が異なります。
例)WordPressで利用できる広告サービスの基準額
・GoogleAdSense ¥8,000以上
・もしもアフィリエイト ¥1,000以上
初めて¥200ほどの収益が出たとしても、締め日に基準額まで足りていなければ振込がされません。
かきばナ振り込まれなかった分は、翌月に引き継がれるから安心してね!
基準額に足りない分の収益を頑張って上げよう!
まとめ
noteの方が、若干ですが初報酬までのハードルが低いため、「すぐに成果を出したい!」という方にはnoteがおすすめです。
そのほかの基準として、
noteがおすすめな人
- 「自分で作ったコンテンツ」を販売したい
- 初期費用をかけず、すぐに販売を始めたい
- コミュニティやファンとの交流も楽しみたい
WordPressがおすすめな人
- 広告で他社の商品やサービスを紹介したい
- デザインや機能、収益化の手段をすべて自分の思い通りにカスタマイズしたい
- SEOによる長期的で安定的なアクセスを構築したい



どちらのスタイルが自分に合っているか、ぜひ参考にしてみてね!
さいごに
もちろんnoteとWordPress、両方を使うのもアリです。
かきばナも、当サイト「かきばナーどっとこむ」と「note」を使い分けています。
理由は、GoogleAdSenseを使用しているから。
GoogleAdSenseのポリシーとして、サイト内すべてのコンテンツがユーザーの役に立つ必要があります。
そのため、個人の主張が強すぎる内容や、文字数や一時情報が少ない「質」の十分でない内容のコンテンツを作りたいときにnoteを利用しています。



どちらも収益化のためには「継続」が必要。
まずは自分がどんな内容のコンテンツを書き続けられるか、一度考えてみよう!
もちろん、とりあえず手を動かしてみることも大事だよ!











