全ページに名前や日付を入れる!『Word』のヘッダー・フッター基本のキ

仕事でもプライベートでも、使えると便利なMicrosoftOffice。

ここ『やさしいOffice』では、Word・Excel・PowerPointの

  • 「これ、どうやるんだっけ?」という基本的な操作
  • 知っているとちょっと便利な豆知識

これらを、初心者の方や久しぶりに使う方にも分かりやすく解説していきます。

かきばナ

一緒にWordの基本からマスターしていこー!

もくじ

全ページに名前や日付を入れる!『Word』のヘッダー・フッター基本のキ

各操作はWindows11で行なっています

Wordで複数ページの報告書や資料を作るとき、

  • 「全ページに同じ文書タイトルを入れたいな」
  • 「各ページの下に会社名やページ番号を自動で表示させたい!」

と思ったことはありませんか?

そんなときに大活躍するのが、Wordの「ヘッダー」「フッター」機能です。

これを使えば、文書全体の見た目を整え、統一感を出すことができます。

ヘッダーとフッターって何?どこにあるの?

まず、「ヘッダー」と「フッター」がどの部分を指すのか確認しましょう。

ヘッダー: ページの上部の余白部分。

「Word」ヘッダー部分。

フッター: ページの下部の余白部分。

「Word」フッター部分。

ここに入力した文字や図・日付・ページ番号などは、基本的に文書内の全てのページに共通して表示されます。

かきばナ

レポートのタイトルや章タイトル、会社名・作成日・ページ番号などを入れるのによく使われるよ!

ヘッダー・フッターを編集してみよう!

① 編集モードに入る

ヘッダーやフッターに情報を入力するには、まず専用の「編集モード」に入る必要があります。

まずは、ページの上部余白(ヘッダー領域)または下部余白(フッター領域)をダブルクリック

「Word」ヘッダー領域をダブルクリック。
例)ヘッダー領域でダブルクリック

編集モードに入ると、本文部分が少し薄い色になり、ヘッダー領域またはフッター領域が点線で囲まれて編集できるようになります。

また、リボンには新しく「ヘッダー/フッター」タブが表示されます。

「Word」ヘッダー/フッタータブ。
リボンに表示される「ヘッダー/フッター」タブ

② ヘッダー・フッターに文字を入力する

編集モードになったら、あとは通常の本文入力と同じように、ヘッダーやフッターに文字を入力できます。

たとえば、ヘッダーに文書のタイトル、フッターに会社名などを入れてみましょう。

「Word」ヘッダーに文字を入力した例。
ここに入力した内容は全ページに表示されます

入力した文字のフォント・サイズ・色・配置なども「ホーム」タブから自由に変更できます。

③ 編集モードを終了する

ヘッダーやフッターの編集が終わったら、編集モードを終了して本文の編集に戻ります。

戻るのもかんたんで、本文の領域(ヘッダー/フッター領域以外の場所)をダブルクリックするだけ

「Word」ヘッダー/フッターの編集を終了する方法。
例)本文の領域でダブルクリック

便利!日付やページ番号も簡単に入れられる

ヘッダーやフッターには、その都度変わる日付や、自動でカウントアップされるページ番号も簡単に入れることができます。

これらは「ヘッダー/フッター」タブの機能を使うと便利です。

日付を入れる

ヘッダーまたはフッターの編集モード中に、「ヘッダー/フッター」タブ → 「挿入」グループ → 「日付と時刻」ボタンをクリック。

「Word」ヘッダー/フッタータブ内、日付と時刻。
「ヘッダー/フッター」タブ内にある日付と時刻

表示される画面から好きな形式を選び、「OK」をクリックすれば挿入完了です。

「自動的に更新する」にチェックを入れておくと、ファイルを開くたびにその日の日付に更新されます。

「Word」ヘッダーに日付を入力した例。
日付入力の例

ページ番号を入れる

同じく編集モード中に、「ヘッダー/フッター」タブ → 「ヘッダーとフッター」グループ → 「ページ番号」ボタンをクリック。

「Word」ヘッダー/フッタータブ内、ページ番号ボタン。
「ヘッダー/フッター」タブ内、ページ番号

挿入したい場所(ページの上部、ページの下部など)と、番号のデザインを選んでクリックすれば、自動でページ番号が入ります。

「Word」フッターにページ番号を入力した例。
ページ番号入力の例

まとめ

Wordのヘッダー・フッター機能を使いこなせば、文書の見た目がぐっとプロフェッショナルになり、複数ページにわたる資料も整理されて読みやすくなります。

まずは簡単な文字入力から始めて、慣れてきたら日付やページ番号の挿入にも挑戦してみてくださいね!

「やさしいOffice」では、これからもWordの便利な使い方をどんどん紹介していきます!

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