箇条書きでスッキリ!『PowerPoint』の箇条書き・段落番号の使い方

PowerPointでスライドを作るとき、伝えたいことがたくさんあって、つい長々と文章を書いてしまっていませんか?

スクリーンに映し出されたスライドに文字がぎっしり詰まっていると、聴き手は読む気が失せてしまい、内容が頭に入ってきません。

かきばナ

そんなときに効果を発揮するのが「箇条書き」「段落番号」

情報を短い言葉で区切り、項目ごとに整理することで、スライドが驚くほどスッキリと見やすくなりますよ!

もくじ

箇条書きでスッキリ!PowerPointの箇条書き・段落番号の使い方

各操作はWindows11で行なっています

どこで操作するの?:「段落」グループ

箇条書きや段落番号の設定は、リボンの「ホーム」タブの中にある「段落」グループのボタンから。

「PowerPoint」リボンの箇条書きボタンと段落番号ボタン。
左が「箇条書き」、右が「段落番号」ボタンです

「箇条書き」を使ってみよう! (・ や ■ で表示)

PowerPointで箇条書きを設定した例。
箇条書きにするだけで、情報が整理されて見やすくなります

箇条書きは、順序が関係ない複数の項目をリストアップするときに便利です。
(例:商品の3つの特徴、会議全体の流れをまとめたものなど)

【設定方法】

先に文字を入力してから設定:
箇条書きにしたい複数の行をマウスで選択し、「箇条書き」ボタンをクリックします。

設定してから文字を入力:
テキストボックスの中で「箇条書き」ボタンをクリックすると、行頭に記号が表示されます。

そのまま最初の項目を入力し、Enterキーを押すと、次の行も自動的に箇条書きになります。

箇条書きを終了したい場合は、Enterキーで新しい項目(空の行)が表示された状態で、もう一度Enterキーを押すか、「箇条書き」ボタンを再度クリックします。

「段落番号」を使ってみよう! (1. 2. 3. で表示)

PowerPointで段落番号を設定した例。
手順を説明する時などに最適です

段落番号は、作業の手順やランキングなど、順序が重要な項目を説明するときに使います。

設定方法や終了方法は、基本的に箇条書きと同じです。

かきばナ

「箇条書き」ボタンの代わりに「段落番号」ボタンを使うだけ!

見やすさアップ!レベル(字下げ)を変更してみよう

PowerPointで箇条書きのレベルを変更した例。

箇条書きの項目の中に、さらに補足情報など細かい項目を入れたい場合がありますよね。

そんなときは「レベル」を一段階下げて、字下げ(インデント)をします。

レベルを下げたい行にカーソルを置き、「段落」グループにある「インデントを増やす」ボタンをクリックします。

インデントを増やすボタン。
インデントを増やすボタン

または、キーボードのTabキーを押しても同じ操作ができます。

逆にレベルを上げたい(字下げを戻したい)場合は、「イン

デントを減らす」ボタンをクリックするか、Shiftキーを押しながらTabキーを押します。

インデントを減らすボタン。
インデントを増やすボタン

行頭文字の種類や色、サイズを変えてみよう

行頭文字(「・」や「1.」など)のデザインを少し変えるだけでも、スライドの印象は変わります。

「箇条書き」または「段落番号」ボタンの右隣にある「」をクリックし、表示されたメニューの一番下にある「箇条書きと段落番号」を選びます。

PowerPointの「箇条書きと段落番号」メニュー。
PowerPointの「箇条書きと段落番号」設定画面。

ここでは、行頭文字の色を変えたり、文字に対するサイズ(%)を調整したりできます。

「ユーザー設定」や「図」ボタンからは、好きな記号や画像を行頭文字として使うことも可能です。

まとめ

PowerPointの「箇条書き」と「段落番号」は、情報を整理して、見やすいスライドを作るための必須スキルです。

長い文章をそのまま書くのではなく、要点を絞って箇条書きにする。たったこれだけの工夫で、あなたのプレゼン資料は格段に分かりやすくなります。

ぜひこの機能をマスターして、聴き手の心にスッと入ってくるような、魅力的なスライド作りを目指しましょう!

「やさしいOffice」では、これからもPowerPointの便利な使い方をどんどん紹介していきます!

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