『Excel』日付や曜日をラクラク連続入力!フィルハンドルの使い方

仕事でもプライベートでも、使えると便利なMicrosoftOffice。

ここ『やさしいOffice』では、Word・Excel・PowerPointの

  • 「これ、どうやるんだっけ?」という基本的な操作
  • 知っているとちょっと便利な豆知識

これらを、初心者の方や久しぶりに使う方にも分かりやすく解説していきます。

かきばナ

まずは一緒に、Excelの基本からマスターしていこー!

もくじ

『Excel』日付や曜日をラクラク連続入力!フィルハンドルの使い方

各操作はWindows11で行なっています

Excelでカレンダーや名簿を作るとき、

「1、2、3…」「月、火、水…」と同じようなデータをたくさん入力するの、ちょっと大変ですよね?

そんなときは、Excelの便利機能「フィルハンドル」を使うことで、

あっという間に連続データが入力できちゃいます!

「フィルハンドル」って何?

「フィルハンドル」とは、セルを選んだときに右下に表示される、小さな■(四角)のことです。

セルの右下にある小さい■がフィルハンドル

このフィルハンドルにマウスカーソルを合わせると、カーソルの形が白い十字から黒い十字(+)に変わります。

かきばナ

これが連続データを入力できる合図!

『フィルハンドルの基本的な使い方』ドラッグするだけ!

使い方はとっても簡単。

  1. 連続データの元になる最初のデータをセルに入力します。(例:「4/1」や「月曜日」)
  2. 入力したセルを選び、右下のフィルハンドル(■)にマウスカーソルを合わせます。(カーソルが黒十字+に変わる)
  3. 黒十字の状態で、連続データを入力したい方向(下や右など)へマウスをドラッグ(クリックしたまま移動)します。
  4. 目的の場所までドラッグしたら、マウスのボタンを離します。

たったこれだけで、連続データが自動で入力されます!

どんなデータが連続入力できるの?

フィルハンドルで連続入力できる代表的なデータの種類を見てみましょう。

日付

  • 「4/1」と入力して下にドラッグすれば「4/2」「4/3」…
  • 「4月1日」と入力すれば「4月2日」「4月3日」…

といったように、日付を連続で入力できます。

日付を連続入力した例

曜日

「月」や「月曜日」と入力してドラッグすると、

「火」「水」「木」…、または「火曜日」「水曜日」「木曜日」…と自動で入力されます。

曜日を連続入力した例

数値(連番など)

「1」だけ入力してドラッグすると、通常は「1, 1, 1…」とコピーされます。

これを連番にしたい場合は、最初のセルに「1」、次のセルに「2」と入力。

その2つのセルを選んでからフィルハンドルをドラッグします。すると「3, 4, 5…」と連番になります。

数値を含む文字列

「第1回」「商品A-001」のように、文字列の最後に数字が入っている場合。

ドラッグすると数値の部分だけが「第2回」「第3回」…、「商品A-002」「商品A-003」…のように増えていきます。

数値を含む文字列を連続入力した例
かきばナ

賢い…!

もっと便利に!『オートフィル オプション』

フィルハンドルでドラッグした後、右下に小さなアイコンが表示されます。

これが「オートフィル オプション」です。

オートフィルオプションアイコン

これをクリックすると、

  • 「セルのコピー」
  • 「連続データ」
  • 「書式のみコピー」
  • 「書式なしコピー」

など、入力方法を後から変更できます。

たとえばデータをコピーしたいだけなのに、連続データになってしまった場合などに便利です。

連番ではなくコピーしたいとき

まとめ

日付・曜日・連番など、規則性のあるデータを入力したいとき。

そんなときはフィルハンドルを使いこなすことで、作業時間を大幅に短縮できます。

「やさしいOffice」では、これからもExcelの便利な使い方をどんどん紹介していきます!

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