『Excel』大事な行や列を常に表示!「ウィンドウ枠の固定」とは?

仕事でもプライベートでも、使えると便利なMicrosoftOffice。

ここ『やさしいOffice』では、Word・Excel・PowerPointの

  • 「これ、どうやるんだっけ?」という基本的な操作
  • 知っているとちょっと便利な豆知識

これらを、初心者の方や久しぶりに使う方にも分かりやすく解説していきます。

かきばナ

まずは一緒に、Excelの基本からマスターしていこー!

もくじ

『Excel』大事な行や列を常に表示!「ウィンドウ枠の固定」とは?

各操作はWindows11で行なっています

「ウィンドウ枠の固定」ってどんな機能?

「ウィンドウ枠の固定」は、その名の通りExcelの画面の一部を固定する機能です。

固定された行や列は、表を上下左右にスクロールしても、常に画面の同じ位置に表示され続けます。

これにより、データの量が多くても、常に見出しを確認しながら作業できるようになります。

かきばナ

入力ミスを防いだり、表の内容を把握しやすくなったり!

ウィンドウ枠を固定してスクロール

ウィンドウ枠の固定を使ってみよう!

ウィンドウ枠の固定は、リボンの「表示」タブの中にある「ウィンドウ枠の固定」ボタンから設定します。

固定したい場所に応じて、3つの方法があります。

① 先頭行を固定する(タイトル行など)

表の一番上の行だけを固定したい場合は、

「表示」タブ → 「ウィンドウ枠の固定」 → 「先頭行の固定」を選びます。

これだけで、1行目が常に表示されるようになります。

先頭行を固定

② 先頭列を固定する(項目名など)

表の一番左の列だけを固定したい場合は、

「表示」タブ → 「ウィンドウ枠の固定」 → 「先頭列の固定」を選びます。

これで、A列が常に表示されるようになります。

先頭列を固定

③ 好きな場所で固定する

「1行目とA列を両方固定したい!」とか、「3行目までとB列までを固定したい!」のように、

自分で固定したい場所を決めたい場合に使います。これが一番よく使う方法かもしれません。

固定したい場所を決めたら、固定したい行のすぐ下、かつ、固定したい列のすぐ右にあるセルをまず選択します。

目的のセルを選択したら、「表示」タブ → 「ウィンドウ枠の固定」 → 「ウィンドウ枠の固定」を選びます。

これで、選択したセルの上側と左側が固定されます。

例1:1行目とA列を固定したい → セルB2を選択

セルB2を選択

例2:3行目までとB列までを固定したい → セルC4を選択

セルC4を選択

ウィンドウ枠の固定を解除する方法

固定を解除するのは簡単です。「表示」タブ → 「ウィンドウ枠の固定」 → 「ウィンドウ枠固定の解除」を選ぶだけ!

これで固定が解除され、通常のスクロール状態に戻ります。

ウィンドウ枠固定を解除
かきばナ

ちなみに、この固定は画面表示だけで印刷には影響しないよ!

まとめ

特に大きな表や複雑なデータを扱うとき。

そんなときは「ウィンドウ枠の固定」を活用すれば、見出しを常に確認しながら作業できるので、格段に効率がアップします。

「好きな場所で固定する」際のセル選択の考え方だけ少しコツがいりますが、慣れれば簡単!

ぜひマスターして、ストレスなくExcelを使えるようになりましょう!

「やさしいOffice」では、これからもExcelの便利な使い方をどんどん紹介していきます!

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