4.キャラクターにアウトラインをつける3ステップ『Blender5.0』

3Dキャラクターにアウトラインをつける方法はいくつかあります。

その中でもラクなのが、UnityのMToonでアウトラインの設定をすること。

…と、Geminiくんがアドバイスをくれたのですが、思った通りに行かず。

UnityのMToonでアウトラインの設定をした例
余計な線が出たり

続いて、アウトラインを1発でつけるBlenderアドオンを導入してみましたが、これもうまくいかず。

失敗例:アウトラインを1発でつけるBlenderアドオンを導入
ブクブク膨れちゃいました

なので、定番のソリッド化モディファイアーを使用したアウトラインの作成をやってみることにしました。

つくし

思ったより簡単だったよ!

もくじ

キャラクターにアウトラインをつける3ステップ『Blender5.0』

『STEP1』アウトラインマテリアルの作成

オブジェクトを選択し、マテリアルプロパティ マテリアルプロパティ から「+」を押して、「新規」を押す。

「+」を押して、「新規」を押すことで空のマテリアルを追加
つくし

オブジェクトモードにしておかないと、新規追加できないよ!

空(から)のマテリアルスロットが作成されるので、名前を「Outline」など分かりやすものにする。

マテリアル名を「Outline」に

「サーフェス」パネルの、「プリンシプルBSDF」を「放射」へ。

「サーフェス」パネル「放射」へ

ここではまだカラーを変更しません。

次に「設定パネル」にある、「サーフェス」内「裏面を非表示」で

  • カメラ
  • ライトプローブボリューム

の3つにチェックを入れます。

「裏面を非表示」内3つにチェック

最後に、「ビューポート表示」パネルの「カラー」をお好みの色に指定します。

「ビューポート表示」パネルの「カラー」を変更

ビューポート表示でカラーが決まったら、カラーコードをコピーし、サーフェスパネル内のカラーに貼り付けて、同じ色にします。

アウトラインのカラーコード
ここをコピーして
カラーコード貼り付け例
貼り付け

粗さは「0」ほどなめらか、「1」ほどザラザラになりますが、ビューポート表示が「フラット」の場合は変化がありません。

これで、マテリアルの設定ができました。

『STEP2』ソリッド化モディファイアーを使用

モディファイアープロパティ モディファイアープロパティ から、「生成」→「ソリッド化」を選択。

モディファイアー「生成」→「ソリッド化」

幅の値をマイナス「-」にして、「ノーマル」メニュー内「逆転」にチェックマークを入れます。

「マテリアルインデックスオフセット」を10にすることで、一番下のマテリアルが適用されるように。(すでに10以上のマテリアルがある場合は、より大きな数字にしましょう。)

ソリッド化、アウトラインを出す設定

ここまでの設定が完了すると、オブジェクトがアウトラインのカラーで覆われます。

アウトラインのカラーで覆われたオブジェクト
つくし

ゴールまでもう少し!

『STEP3』ビューポートシェーディングの設定

画面右上の丸が4つ並んだアイコンの一番右の「(シェーディング)」を開きます。

ビューポートシェーディングの場所

オプションの「裏面を非表示」にチェック。

ビューポートシェーディング内、「裏面を非表示」

これで、アウトラインのカラーで覆われていたものが、きれいなアウトラインになります。

オブジェクトにアウトラインが表示される
つくし

完成ー!

アウトラインの太さを変えるには?

ソリッド化モディファイアーの「幅」の数値を変えます。

細くしたい場合は「-0.001」など、

太くしたい場合は「-0.1」などにします。

アウトラインの幅「-0.001」
幅「-0.001」
アウトラインの幅「-0.1」
幅「-0.1」

特定部分だけ太さを変えるには?

オブジェクトデータプロパティ オブジェクトデータプロパティ 内、「頂点グループ」パネルから、「+」をクリックし、新規グループを追加。

グループ名を「Outline」に変更します。

頂点グループで「Outline」を追加

編集モードにして、「A」キーで全選択し、ウェイト「1.000」を割り当て。

選択したオブジェクトに「Outline」を割り当てる

続いて、ソリッド化モディファイアーの「頂点グループ」に今作った「Outline」を指定。

ソリッド化モディファイアーの「頂点グループ」に「Outline」を指定

ウェイトペイントモードで、ウェイトの強さを変えることで太さも変わります。

ウェイトペイントモードでのウェイト調整
「減算」ブラシでウェイトを減らすと、
太さが変わったアウトライン
アウトラインも細くなる

『Q&A』的なもの

前髪やスカートなど、「内側」の面がアウトライン色で塗りつぶされてしまう…

もし前髪やスカートが「ペラペラの1枚の板」である場合、アウトライン設定はどうしても不安定になります。

対策として、アウトラインとは別に「ソリッド化 」モディファイアーをかけましょう。

「0.001」などほんの少し厚みをつけるだけで、表と裏がはっきり分かれ、アウトラインがキレイに出るようになります。

テクスチャペイントで色が塗れなくなった…

テクスチャペイントでモデルに色塗りをするときには、アウトラインのソリッド化モディファイアーをOFFにしましょう。

ソリッド化モディファイアーをOFFにする設定
モニタアイコンをクリックでON/OFF

これだけで普段通り色が塗れるようになります。

Unityで乱れた謎のアウトラインが出る…

Blenderでは表示されないのに、Unityだと表示される影のような謎のアウトライン。

Unityで謎の影が出る例
つくし

AIに聞いても解決できなくてしばらく悩んだけど、なんとか解決できた…

そのメッシュ、nゴン(多角形)になっていませんか?

メッシュが三角形や四角形以外だと、意図しないアウトラインが出現することがあります。

私の場合、五角形になっていた部分に謎の影ができてしまっていたので、そこを修正しました。

さいごに

無事、きれいにアウトラインをつけることに成功しました✨

キレイなアウトラインが表示できた例

このあとBlenderからUnityにもっていくのですが、Unityだとアウトラインが若干細くなるので、Blenderでは気持ち太めにつけておきます。

そして、せっかくBlenderでなめらかなアウトラインを出せたのに、Unityへもっていくと荒々しいジャギーが目立ってしまうように…。

次回は、その対策をご紹介します🍓

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